14 January.
犬に好かれる・モテる人はなぜモテる?オーラ?体臭?どんな人?
「なぜかいつも犬に寄ってこられる」「初対面の犬にすぐ懐かれる」……そんな“犬にモテる人”が周囲にいませんか?本記事では、犬に好かれる人の正体を論理的に解説します。

「なぜかいつも犬に寄ってこられる」「初対面の犬にすぐ懐かれる」……そんな“犬にモテる人”が周囲にいませんか?
「あの人には不思議なオーラがあるのかも」「スピリチュアルな力があるのでは?」と思われがちですが、実は犬が人間を好きになるのには、動物行動学に基づいた明確な理由があります。
本記事では、犬に好かれる人の正体を論理的に解説します。
犬に好かれる人はなぜ好かれるのか?【結論】
犬に好かれる理由は、相手が「優しい人だから」ではありません。犬は人間を「良い人か悪い人か」という倫理観で判断しているわけではないのです。犬が本能的に求めているのは、自分の生存を脅かさない「予測可能な存在」であるかどうかです。
犬は「性格」ではなく「状態」を見ている
犬が見ているのは、その人の「今、この瞬間の状態」です。犬は非常に観察力が鋭く、相手の筋肉の緊張度合いや呼吸のリズム、心拍数の変化まで敏感に察知します。
人間が「仲良くなりたい!」と強く意気込むと、体は無意識に強張り、心拍数が上がります。この「興奮状態」は犬にとって「攻撃の前触れ」や「得体の知れない不安」として伝わります。逆に、何にも関心を持たず、心身ともにリラックスして「落ち着いている状態」の人は、犬にとって安心できる人というわけです。
犬は本能的に「安全そうな存在」を選ぶ
犬は群れで生活する動物であり、生存本能として「この人は自分に危害を加えないか?」「予測不可能な動きをしないか?」を常にチェックしています。犬の世界において、急な動きや大きな音は「敵」や「危険」を意味します。そのため、常に一定のテンポで動き、穏やかな空気感をまとっている人は、犬にとって「安全なシェルター」のような存在になります。
犬に好かれる人の「オーラ」は本当にある?
「あの人は犬を惹きつけるオーラが出ている」と言われることがありますが、そういったオーラはありません。犬が感じ取っているのは、その人が発する「非言語的なサイン」の集合体です。
犬が感じ取っているのはオーラではなく◯◯
犬が感じ取っている“オーラ”の正体は、ズバリ「ボディーランゲージ」です。犬は言葉を話さない分、視覚的な情報から相手の意図を読み取る能力が発達しています。好かれる人が無意識に発しているのは、「私はあなたをコントロールしようとしていない」というメッセージです。
犬に好かれる人は、呼吸が深く安定しており、動作が一つひとつゆったりしています。急に手を伸ばしたり、バタバタと歩いたりしません。この「余裕」や「スローな動き」こそが、犬には安心できる雰囲気=オーラとして伝わっているのです。犬は相手の体の重心がどこにあるかまで見ており、威圧感のない姿勢を保てる人は、自然と犬を惹きつけます。
「オーラがある人」に見える人の共通点
犬にモテる人の立ち振る舞いには、具体的に以下の3つの共通点があります。これらが組み合わさることで、独特の「安心感あるオーラ」が形成されます。
- 動きが少ない
- 直視しすぎない
- 声が低く安定している
犬に好かれる人はスピリチュアル体質?
「犬に好かれるのは前世が犬だったから」「霊感が強いから、動物とテレパシーで会話している」といったスピリチュアルな解釈をされることも多いですが、実際はどうなのでしょうか。
スピリチュアル的に語られやすい理由
例えば、何百人もいる街中で、特定の人物にだけ犬が尻尾を振って駆け寄るような光景は、まるで魂が引き寄せ合っているかのようなドラマチックな印象を与えます。また、犬は人間のわずかな感情の変化を察知するため、「言葉にしていない本心を見抜かれた」と感じた人間側が、それを神秘的な体験として意味づけしやすいというわけです。
科学・行動学で説明できる部分
犬は、人間には到底感知できない微細なサインを読み取っています。
例えば、人間が嘘をついたときやストレスを感じた時に出る微量の汗の匂いや、わずかな筋肉のピクつき、心拍数の上昇に伴う音の変化を、犬は逃しません。「この人は口では優しく言っているけれど、心の中では焦っているな」という不一致を察知し、誠実で一貫性のある人の元へ向かいます。この「微細な情報の統合」が、人間から見るとあたかも「第六感」や「スピリチュアルな能力」で通じ合っているように見えるのです。
犬に好かれる人の体臭・においの特徴
犬にとって世界は「匂い」で構成されており、情報の8割以上を嗅覚から得ているとも言われます。
犬に好かれる人の匂いとは、一体どんなものでしょうか。
犬にとっての「安心するにおい」とは
犬は「未知の強烈な匂い」よりも「穏やかで、自然界に存在する匂い」を好みます。特に、自分にとって身近な存在を連想させる匂いには、無条件で心を開くことがあります。
なので、その犬の飼い主が使っている柔軟剤の系統や、食べているもの(スパイスの匂いなど)、あるいは住んでいる環境(木の匂いなど)が似ている人には、初対面でも「知っている匂いがする!」と親近感を抱きやすいです。また、犬自身の匂いに対して嫌悪感を持たず、受け入れている人の発するホルモンも、犬を安心させる要因になります。
犬が苦手に感じやすいにおい
逆に、どんなに性格が優しくても、以下の匂いをまとっているだけで犬から嫌われてしまう可能性があります。
香水・柔軟剤・整髪料
嗅覚が人間の数千倍から1億倍とされる犬にとって、化学的な香料は「鼻を刺すような痛み」に近い刺激です。
アルコール・タバコ・柑橘系
アルコールやタバコの匂いは、多くの犬が本能的に「危険な刺激物」として避けます。また、人間には爽やかに感じる柑橘系の匂いも、犬にとっては酸性の強い刺激臭であり、苦手とする個体が多いです。犬に好かれたい日は、できるだけ無臭に近い状態を保つのが鉄則です。
犬に好かれる人は「優しい人」?
「犬に好かれる=性格が優しい人」というイメージは根強いですが、犬が求める「優しさ」は人間の定義とは少し異なります。人間界の優しさが、犬にとっては「ありがた迷惑」になっているケースも少なくありません。
犬が好むのは「優しさ」より「落ち着き」
人間が良かれと思ってやる「高い声で『かわいいね〜!』と駆け寄る」行為は、犬にとっては脅威でしかありません。急に正面から顔を近づけたり、頭を上から撫でようとしたりするのは、犬の挨拶の作法を無視した失礼な行動です。
犬に好かれる人は、たとえ犬が大好きでも、それを表に出しすぎず「ただそこにいるだけ」という状態を作れます。この「相手を尊重した放置」こそが、犬にとって最もストレスのない、究極の優しさなのです。
本当に犬に好かれる優しさとは
犬にモテる人が持っている優しさは、「犬のペースを尊重する優しさ」です。
自分から犬のパーソナルスペースに入らず、犬が「この人は誰かな?」と匂いを嗅ぎに来るのをじっと待てる忍耐強さや、犬が眠たそうなら触らず、犬が距離を置きたいなら追わない。
自分がどうしたいかよりも、「犬がどうしたいか」を優先できる人は、犬から好かれます。
犬に好かれる男性の特徴
一般的に、女性よりも体が大きく、声が低い男性は、犬にとって威圧感を与えやすく、警戒されやすい傾向にあります。
そんな中でもどんな男性が犬に好かれるのでしょうか。
犬に嫌われやすい男性
- 足音を大きく立てて歩く
- 立ったまま上から見下ろす
- 地響きのような大きな声で笑う
上記のような男性は犬から嫌われやすいです。
男性でも犬に好かれる人がやっていること
犬にモテる男性は、「圧迫感を与えない距離感」の取り方が非常にスマートです。
犬が近づいてきても、あえて無関心を装い、スマホを見たり会話を続けたりします。犬は「この男の人は自分を捕まえようとしない」とわかると、自分から膝に乗ってくるなど積極的に動きます。この「引きの姿勢」が、モテるための秘訣です。
犬に好かれる人はなぜ人にもモテるのか
実は、犬に好かれる人は人間関係においても「モテる」ことが多いです。これは、犬が安心する要素と、人間が魅力的に感じる要素が根底で繋がっているからです。
犬に好かれる人=人にも安心感を与える人
犬が好む「落ち着き」「予測可能性」「誠実さ」は、人間が他人に感じる「包容力」や「信頼感」とほぼ同じです。感情を爆発させない人は、周囲に安心感を与えます。
犬はストレスに敏感ですが、それは人間も同じです。犬に好かれる人は、相手の反応を伺いすぎたり、過剰なエネルギーで圧倒したりしません。そのフラットな立ち振る舞いは、人間にとっても「気を使わなくていい」「一緒にいて疲れない」人となるため、犬に好かれる人は人にもモテるというわけです。
犬に好かれる人が自然にやっている行動
犬に好かれる人は、相手をコントロールしようとしません。自分の期待を押し付けず、相手のペースを尊重します。これは恋愛や仕事の人間関係でも極めて重要な「モテ要素」です。
また、空気を読むのも上手です。相手が嫌がっているサイン(犬なら耳を寝かせる、人間なら視線を逸らすなど)を微細に察知し、スッと身を引くことができます。この「引き際の美しさ」と「観察眼」があるため、相手に負担を感じさせず、自然と「また会いたい」と思わせるのです。
孤独な人ほど犬に好かれるって本当?
「孤独な人は犬に好かれる」という説を耳にすることがありますが、これは実際のところどうなのでしょうか?
「孤独=犬に好かれる」と言われる理由
一人で静かに過ごすことを好む人は、大勢で騒ぐ人よりも、犬にとって魅力的に映ります。大きな音や突発的な出来事を嫌うため、変化の少ない「孤独な人の生活スタイル自体」が、好かれるというわけです。
孤独だからではなく「静か」だから好かれる
これは、その人が孤独だから好かれるのではなく、「その人が作り出す空間が静かで安定しているから」好かれるのです。人付き合いの良し悪しに関わらず、「静かなオーラ」をまとえるかどうかがカギということですね。
まとめ|犬に好かれる人の正体
犬に好かれるワケは、オーラやスピリチュアルではありません。
もしあなたが「もっと犬に好かれたい」と思うなら、まずは深く呼吸をして、犬のことをわざと「無視」してみてください。「この人は信頼できる」と判断されれば、犬の方からあなたに寄り添ってくれるはずですよ。
著者
DogLife編集部