05 February.
犬見知りの愛犬とドッグランへ!3ステップの準備と楽しむコツを紹介
犬見知りの愛犬とのドッグランで楽しんでもらうには?初めての利用でも安心できる慣らし方や吠える・震える時の対処法を徹底解説します!

知らないワンちゃんがいる場所って、犬見知りの愛犬にはハードル高めですよね。入口で固まったり、飼い主さんの足元にぴたっと張り付いたりすると「無理させちゃったかな…」と心配になる方も多いはず。
そんな愛犬とのドッグランを楽しむには、準備と進め方の工夫が欠かせません。この記事では、ドッグランデビュー前の3ステップと、当日の楽しみ方・困った時の対処法までまとめて紹介します。
愛犬ともっとお出かけしたい、ドッグランで元気に遊ぶ姿を見たい方は、ぜひ最後までご覧ください。
犬見知りの愛犬がドッグランを怖がる理由とは?
犬見知りになる理由はひとつではなく、いくつかが重なって起こることも多いです。
代表的なのは、子犬のころにいろいろな環境や犬と触れ合う経験が少なかったケース。反対に、過去に吠えられた・追いかけられたなどの「嫌だった記憶」が残って、似た状況を避けるようになることもあります。
また、もともとの性格として警戒心が強いタイプの子もいますし、飼い主さんの緊張がリード越しに伝わって不安が増すことも。大切なのは、愛犬の反応を“わがまま”と決めつけず、理由がある行動として受け止めることです。
犬見知りの子によくある行動は、他の犬を見ると震える・吠える・唸る・その場で固まる・飼い主さんの後ろに隠れる・端へ逃げるといったものです。
とはいえ、犬見知りは「悪いこと」ではありません。社交的じゃない日があるのも個性ですし、無理に犬付き合い上手を目指さなくてもOKなんですよね。
まずは愛犬のペースを守ることが、結果的にいちばんの近道になります。
犬見知りの愛犬がドッグランデビューする際に必要な準備3ステップ
初めてのドッグランは、当日の飼い主さんの頑張りより「行く前の準備」で安心度が変わります。特に犬見知りの子は、段取りがあるほど落ち着きやすいです。
ここでは、必要な3つの準備をまとめました。
- 基本的なトレーニングを身につける
- ドッグランを下見する
- 犬見知りに優しいドッグランを選ぶ
それぞれ解説していきます。
基本的なトレーニングを身につける
「おいで」「待て」などの基本コマンドは、ドッグランでは安全のための合図になります。呼び戻しができると、相性が合わない子が近づいてきたときも、さっと距離を作れます。
トラブルの芽を感じたらすぐに愛犬をコントロールできるよう、自宅や静かな公園で練習してから行くのがおすすめです。短い距離から成功させて、できたらしっかり褒めるのを繰り返すと、愛犬も自信がつきやすいですよ。
ドッグランを下見する
いきなり入場する前に、実際に利用するドッグランを外から見学してみましょう。柵の外から中を眺めるだけでも、愛犬の表情が変わることがあります。
空いている時間帯と混雑する時間帯を確認し、小型犬エリア・大型犬エリアの有無もチェックしましょう。
柵越しに他の犬の様子を見せて、落ち着いて観察できるか、距離を取れば平気そうかが判断材料になります。ここで固まり続けるなら、当日は“見学だけで帰る”選択もありなんです。
犬見知りに優しいドッグランを選ぶ
施設によって雰囲気はかなり違います。内向的な犬向けのイベントや、犬見知り専用の時間帯を設けているところもあるので、見つけられたら心強いですね。
また、貸切利用できるプライベートドッグランは、他の犬との距離問題が一気に解決します。大型犬と小型犬で分かれているドッグランも、体格差の圧に敏感な子にはメリット大です。
常駐スタッフがいる施設なら、初心者の飼い主さんも相談しやすくて安心です。少頭数で静かな雰囲気のところから始めると、愛犬にとっての“怖くない記憶”を作りやすくなります。
犬見知りの愛犬とドッグランを楽しむ5つのコツ
準備ができたら、いよいよ当日。犬見知りの子は「慣れる順番」が大事なので、焦らず段階を踏むのがポイントです。
ここでは、楽しむための5つのコツを紹介します。
- 最初はリードをつけたまま様子を見る
- 空いている時間帯を狙う
- 無理に他の犬に近づけない
- 成功体験を積ませる
- 定期的に通って慣れさせる
それぞれ見ていきましょう。
最初はリードをつけたまま様子を見る
最初からいきなりリードを外さず、まずはリードをつけたまま場内をゆっくり歩いてみましょう。地面の匂いを嗅いだり、周りを見回したりする時間が心の準備になります。
他の犬との距離を保ちながら、愛犬が興味を示すのか、怖がっているのかを観察します。耳やしっぽ、足取りが軽いかどうかがヒント。落ち着いてきたら、外すかどうかを決めればOKです。
空いている時間帯を狙う
初回は平日の午前中など、空いている時間帯が狙い目。犬の数が少ないほど、刺激が少なくてストレスが減ります。
いきなり賑やかな場所で慣れさせようとすると、怖い記憶が残りやすいので注意しましょう。
まずは静かな環境→少し賑やか、という順でステップアップすると安心です。
無理に他の犬に近づけない
飼い主さんが「ほら、ご挨拶して!」と近づけるほど、愛犬は逃げ場を失って緊張しがちです。基本は、愛犬が自分から近づくのを待ちましょう。
他の犬が来たら、愛犬の反応を見て距離を調整します。嫌がるサイン(体を硬くする、顔を背ける、後ずさりなど)が出たら、すぐ離れる判断が大切。犬見知りの子ほど「逃げ場」を確保してあげると落ち着きやすいです。
成功体験を積ませる
犬見知り克服のコツは、“小さな成功”を積み上げることです。たとえば「他の犬とすれ違えた」「吠えずにいられた」だけでも大成功なんですよね。
できた瞬間に褒めて、おやつでポジティブな印象をプラスしましょう。
無理せず短時間で切り上げ、「ドッグラン=嫌じゃなかった」を残して帰るのが理想です。
定期的に通って慣れさせる
1回でガラッと変わることは少なく、継続が大切です。週1回、月2回など無理のないペースで通い、同じドッグランを馴染みの場所にしていきましょう。
顔見知りの常連犬ができると、安心感が増して行動が柔らかくなる子もいます。
慣れはゆっくりで大丈夫なので、昨日より1歩進むくらいの気持ちで、徐々に慣れさせてあげましょう。
【シーン別】犬見知りの愛犬がドッグランで困った時の対処法
犬見知りの子は、その日のコンディションで反応が変わることもあります。困った行動が出たら「やめさせる」より「安心を増やす」方向で対処していきましょう。
他の犬に吠える場合
吠える理由は、恐怖・警戒・興奮・縄張り意識などさまざま。まずは吠える前の気配(体が前のめり、視線が固定、呼吸が速い)を感じたら、声かけやおやつで意識をこちらへ向けます。
それでも難しいときは、距離を取るのがいちばん効果的。落ち着くまで待ち、吠え続けるなら一旦ドッグランを出る判断も必要です。
おやつやおもちゃで気を引く方法も有効ですが、周りの飼い主さんへの配慮として、近くで長引かせないのがマナーになります。
震えて動けなくなる場合
恐怖で固まってしまったら、無理に歩かせないでください。飼い主さんが近くにしゃがみ、落ち着いた声で寄り添うだけでも安心材料になります。
抱っこできるサイズなら、抱っこして視界を遮るのも手。改善より、安心して帰ることを優先して、その日は無理せず退出するのも立派な選択です。
次回はもっと空いている時間を選んで、刺激を減らしてあげましょう。
他の犬から逃げ回る場合
逃げるのは正常な反応なので、無理に止めなくて大丈夫です。ただ、追いかけられると怖さが強化されやすいので、他の飼い主さんに「うちの子怖がりで…」と一言お願いできると安心ですね。
ベンチの下や飼い主さんの足元など、安全な場所を確保して“逃げ込める”状態にします。交流をゴールにせず、見守って終える日があってもOKですよ。
犬見知りの愛犬とのドッグランについてよくある質問
ここでは、犬見知りの愛犬とドッグランに行く際、よく挙げられる疑問をまとめました。
犬見知りは治る?直し方はある?
完全に「治る」というより「慣れて改善する」という表現が近いです。時間をかけて社会化していくことで落ち着く子もいますが、性格として一匹狼タイプの子もいますし、無理強いは逆効果になりやすいです。
段階的なトレーニングと成功体験の積み重ねが鍵。昨日より少し楽そうな状態が続けば十分でしょう。
犬見知りの犬だけ集めたドッグランやオフ会はある?
「内向的な犬だけ集めた」ような企画や、犬見知り専用の時間帯を設けている施設は一部あるようです。また、貸切できるプライベートドッグランを活用するのも有効です。
また、SNSなどで繋がり、オフ会形式で犬見知り仲間と集まる方法もあります。少頭数でスタートできるのがメリットですね。
多頭飼いだと犬見知りは改善しやすい?
家に他のワンちゃんがいると社会性が育ちやすい傾向はあります。ただ、先住犬が犬見知りだと影響を受ける場合もありますし、多頭飼いでも外の犬は苦手なケースも珍しくありません。
結局は個体差と環境次第なので、無理なく安心できる経験を増やすのが大切です。
人見知りしがちな犬種ってある?
柴犬のように警戒心が強い傾向が語られる犬種もいますが、犬種だけで決まるわけではありません。
同じ犬種でも性格はさまざまなので、育った環境や経験のほうが影響が大きいです。どの犬種でも、社会化次第で落ち着ける範囲を広げられます。
まとめ:犬見知りでもドッグランは楽しめる!愛犬のペースで少しずつ慣らそう
今回は、犬見知りのワンちゃんがドッグランを怖がる理由や必要な準備、楽しむ5つのポイントなどを解説しました。
犬見知りの愛犬は、急な接近や混雑が苦手なだけで、上手に段階を踏めばドッグランを楽しめます。下見・呼び戻し練習・空いている時間帯の活用で安心感もアップします。
まずは短時間から始めて、小さな成功を一緒に増やしていきましょう。
著者
DogLife編集部



