17 February.
子犬の首輪はいつからつけていい?つけっぱなしはNG?ハーネスの方が良いって噂の真相を徹底解説!
子犬の首輪デビューには「適切なタイミング」と「正しい慣らし方」があるんです。この記事では、子犬の首輪事情を分かりやすく解説します。

「新しい家族として子犬を迎えた!でも、首輪っていつからつければいいの?」
「まだ体が小さいし、首に何かついてると苦しくないか心配……」
そんなふうに悩んでいる飼い主さんは多いはず。ペットショップで見かけるおしゃれな首輪。早くつけてあげたい気持ちと、「まだ早いかな?」という不安の間で揺れちゃいますよね。
実は、子犬の首輪デビューには「適切なタイミング」と「正しい慣らし方」があるんです。また、最近よく耳にする「ハーネス(胴輪)の方が犬に優しい」という説についても、実は一長一短。
この記事では、子犬の首輪事情を分かりやすく解説します。
子犬の首輪はいつからOK?結論は「お家に慣れたらすぐ」!
結論から言うと、子犬がお家にやってきて、環境に慣れた1週間後くらいから練習を始めるのがベストです。
生後2〜3ヶ月頃、ワクチン接種前から練習を
「お散歩に行けるのはワクチンが終わってからだから、首輪もその時でいいよね」と思っていませんか?実は、それはちょっと遅いかもしれません。
生後2〜3ヶ月は、好奇心が旺盛で新しいものを受け入れやすい「社会化期」の真っ只中。この時期に首輪の感触に慣れておかないと、いざお散歩デビューという時に「首に何かついてる!怖い!」とパニックになってしまうこともあるんです。
お外に出られない時期だからこそ、安全な家の中で「首に何かがついている状態」を当たり前にしておくと、その後が楽になりますよ。
なぜ「早め」が良いの?社会化期の重要性
犬にとって首に何かが巻き付くというのは、本来とても不自然なこと。成犬になってから初めて首輪をつけると、強い拒否反応を示す子もいます。
「首輪=当たり前のもの」「これをつけるとおやつがもらえる、楽しいことが始まる」と脳が柔軟なうちに教えてあげることで、その後のしつけやお出かけがぐんとスムーズになります。
首輪を「つけっぱなし」にするメリット・デメリット
「家の中でもずっとつけておくべき?」という質問もよくいただきます。これ、実はプロの間でも意見が分かれるところなんです。
【メリット】迷子防止と緊急時のコントロール
最大のメリットは「もしも」の時の備えです。
日本は地震などの災害が多い国。もし大きな揺れに驚いて、網戸を突き破って外に飛び出してしまったら……?首輪に迷子札がついていれば、保護された時に再会できる確率が格段に上がります。
また、子犬のうちは「入っちゃダメな場所」に行こうとしたり、危ないものを噛もうとしたりすることも多いですよね。そんな時、首輪をしていればサッとつかんで危険を回避できるという利点もあります。
【デメリット】被毛の擦れや思わぬ事故のリスク
一方で、ずっとつけっぱなしにすることの弊害もあります。
常に擦れることで首周りの毛が薄くなったり(首輪ハゲ)、長毛種の場合は毛玉ができやすくなったりします。
さらに怖いのが「引っ掛かり事故」です。留守番中にサークルの一部にバックルが引っかかったり、自分の足で首輪を掻こうとして足が挟まってしまったり。子犬は予期せぬ動きをするので、目を離す時のつけっぱなしにはリスクが伴います。
「首輪 vs ハーネス」どっちが良い?それぞれの特徴を比較
「首輪は首に負担がかかるから、ハーネスの方が良い」という意見をよく聞きませんか?でも、実は一概にどちらが良いとは言えないんです。
特徴 | 首輪 (カラー) | ハーネス (胴輪) |
メリット | 飼い主のサインが伝わりやすく、しつけがしやすい | 体への負担が分散され、首への衝撃がない |
デメリット | 強く引くと気管に負担がかかる、抜けやすい | 引っ張り癖が助長されやすく、指示が伝わりにくい |
首輪:しつけがしやすく、日常使いに最適
首は神経が集中している場所なので、飼い主さんの「止まれ」「こっちだよ」という微細な合図が伝わりやすいのが特徴です。
「お散歩中に他のわんちゃんに飛びつかない」「飼い主の横に並んで歩く」といったルールを教える時期には、首輪の方が圧倒的にコミュニケーションが取りやすいですよ。
ハーネス:体への負担が少なく、お散歩デビューに安心
トイプードルやチワワ、パグ、ポメラニアンなどの「気管が弱い犬種」や、まだ骨格が固まっていない子犬にはハーネスが安心です。
万が一、急に走り出してリードがピンと張っても、衝撃が胸や胴に分散されるため、ゴホゴホと咳き込むリスクを減らせます。お散歩を「怖いもの」ではなく「楽しいもの」と思わせたい初期段階には非常におすすめです。
結局どっち?プロが教える「使い分け」の極意
理想は「練習は首輪、楽しく歩くお散歩はハーネス」という使い分けです。
例えば、お家の中や庭でのトレーニングには首輪を使い、公園までのがっつりお散歩にはハーネスを使う。あるいは、首輪とハーネスを両方装着し、リードを2本つける「ダブルリード」にすれば、安全性(抜け防止)としつけの両方をカバーできます!
初めての首輪選び!失敗しない3つのポイント
お店に行くと、おしゃれなデザインやキラキラした飾りのついた首輪が並んでいて、つい「可愛い!」と手に取ってしまいますよね。でも、子犬の「最初の1本」は見た目よりも機能性を100倍重視しましょう。
素材は「軽くて柔らかいもの」を最優先
子犬にとって、重い首輪は私たちが常に重たいネックレスをつけているようなもの。肩こりやストレスの原因になります。
- ナイロン製: 最もおすすめ。軽くて丈夫、かつ水洗いできるので泥遊びで汚れても安心です。
- 布製(コットン): 肌当たりがとにかく優しい。初めて首に巻くものとして抵抗感が少ないです。
- 革製: 本革はかっこいいですが、使い始めは硬く、子犬には重すぎることが多いです。革製デビューは、成犬になってからのお楽しみにとっておきましょう。
サイズ選びの黄金ルール「指2本分」
サイズ選びを間違えると、命に関わることもあります。
- きつすぎ: 呼吸が苦しくなり、首輪=嫌なものと認識されます。
- 緩すぎ: 散歩中にパニックになった時、スポッと抜けて交通事故に……なんて悲劇も。
装着した時に、「飼い主の指が2本(人差し指と中指)がスムーズに入るくらい」がベスト。子犬は驚くべきスピードで成長します。「先週はちょうど良かったのに、今週はもうキツい!」なんてこともザラ。週に一度は必ず「指2本チェック」をして、サイズを微調整してあげてくださいね。
100均の首輪って実際どうなの?
最近の100円ショップのペット用品、バカにできませんよね。「すぐ大きくなるんだから100均でいいや」と思う気持ちも分かります。
結論から言うと、「家の中での練習用」なら100均でもOKです。ただし、お散歩用としてはおすすめしません。
なぜなら、プラスチックのバックル強度が低いものがあり、子犬が急に引っ張った拍子に「パチン!」と割れてしまう可能性があるからです。外で使うものは、多少値が張っても安全基準をクリアした信頼できるメーカー品を選びましょう。
子犬が首輪を嫌がるときの練習法
もし子犬が首輪をつけて固まってしまったり、足で必死に外そうとしたりしても、絶対に怒らないでください。それは「首に違和感がある」という当たり前の反応です。
以下の4ステップで、ゆっくり慣らしていきましょう。
ステップ1:首輪を「おやつがもらえるアイテム」にする
まずは首輪を見せるだけ。首輪に興味を持ってクンクン匂いを嗅いだら、すかさずおやつ!「これが出てくると良いことがあるぞ」とインプットさせます。この段階ではまだ首につけません。
ステップ2:一瞬だけつける
首に巻いて、カチッとバックルを止めたらすぐに外します。この間わずか3秒。外した後にたっぷり褒めておやつをあげます。「つけてもすぐ外れるし、おやつもらえるしラッキー」と思わせるのがコツです。
ステップ3:「食事中」に装着する
慣れてきたら、ご飯を食べている間だけつけてみます。食べることに集中しているので、首の違和感を感じにくくなります。食べ終わったら外してあげましょう。これを繰り返すと「首輪=ご飯の時間」というポジティブな変換が起こります。
ステップ4:リボンから始める裏技
どうしても市販の首輪を嫌がるなら、ギフト用の細くて軽いリボンをゆるく巻くところからスタートするのも手です。重さゼロの状態から少しずつ「首に何かがある」感覚に慣らしていきましょう。
まとめ
子犬の首輪デビューについて、大切なポイントをおさらいしましょう。
- いつから?: お家に慣れた生後2〜3ヶ月、社会化期のうちに。
- つけっぱなしは?: 基本は「見ていられる時だけ」
- 選び方: 軽さ、柔らかさ、そして「指2本分」の余裕を忘れずに。
首輪は、愛犬と外の世界を繋ぐ「命綱」であり、飼い主さんとの「絆」の証でもあります。
最初は首を傾げたり嫌がったりする姿も、今だけの可愛い思い出。そんなときもあったな〜と見返すためにも動画に残しておくと、振り返った時にほんわかした気持ちになれますよ。
著者
DogLife編集部



