02 February.
愛犬が喜ぶ5つの音とは?おすすめ動画や注意すべき音についても解説!
愛犬が尻尾を振って反応する音、怖がる音には理由があります。犬が喜ぶ音の特徴から、おすすめの音楽やアプリまで徹底解説!愛犬との暮らしがもっと楽しくなるヒントが満載です。

玄関のほうへ突然ダッシュした愛犬。「あれ、なに?」と思ったら、ちょうど家族が帰ってきた…なんてこと、ありませんか。耳だけで状況を当ててしまう姿は、人間からすると驚きですよね。
実は犬社会では「音」は情報そのもの。周りから入ってくる音が、毎日の行動や反応に直結します。
この記事では、愛犬が喜びやすい音の特徴を5つにまとめつつ、便利な動画・アプリ、そして注意すべき「愛犬が怖がる音」まで解説していきます。
愛犬が喜ぶ音とは?犬の聴覚の秘密を知ろう
愛犬が突然玄関に走って行ったら、だいたい家族が帰ってきた合図。鍵の音や足音を、こちらが気づく前にキャッチしているんですよね。
犬の聴覚が人間より優れていると言われるのは、聞き取れる音の範囲が広いからです。人間の可聴域が一般的に約20Hz〜20,000Hzなのに対して、犬は約65Hz〜50,000Hzまで届くとされます。さらに小さな音も拾いやすく、1km以上離れた音を聞ける可能性があるとも言われています。
犬が音に敏感なのは、野生時代の名残も大きいです。草むらのわずかな物音、獲物の気配、仲間の声。目より先に耳が危険やチャンスを知らせることで、生き延びてきたんですね。
そして音の好き嫌いが生まれるのは、「過去の経験」と結びつくから。良いことが起きた音はワクワクに、怖かった音は警戒に変わります。
音に反応するとき、愛犬はただ「聞こえた!」で終わりません。耳をピンと立てて角度を変えたり、首を小さくかしげたりしながら、音の方向や距離を探っているんです。
飼い主さんが動いていないのに、愛犬だけが部屋の隅を見つめている場合、愛犬は遠くの物音を拾っているのかもしれませんね。
愛犬はどんな音が好き?喜ぶ音の5つの特徴を紹介
特定の音を聞いた瞬間に目をキラキラさせて興奮する、といったように、“スイッチ音”がある子は多いですよね。
この章では、愛犬が喜びやすい音の代表例を5つ紹介します。
「この音=楽しい」を増やしたいときは、小さな音からスタートして、直後に褒める・おやつをあげるのが近道です。いきなり大音量で鳴らすより、まずは“安心できる合図”として育てるほうが、愛犬も受け取りやすいんですね。
それでは、1つずつ項目を見ていきましょう。
ごはんやおやつを準備する音
袋のカサカサ、食器を置く音、冷蔵庫を開ける音。キッチン周りの準備音に愛犬が反応するのは、「ごはん=嬉しいこと」と学習しているからです。
とくに、毎日繰り返される流れは記憶に残りやすいもの。飼い主さんが棚に手を伸ばしただけで台所に集合する、なんて光景もあるあるですね。
このとき、耳を立てて目をまん丸にしたり、足取りが小走りになったりする子も多いですよね。
ただし、興奮しすぎて飛びつきやすい子は、「おすわりできたらごはん」の流れにすると落ち着いて待ちやすくなります。
おもちゃの音(ピー、ピッピッ)
ピーピー鳴るおもちゃを押した瞬間、別室からでも飛んでくる。あの反応の良さは、思わず笑ってしまうほどです。
高音の「ピー」という音は、獲物の鳴き声に近いとされ、本能的に覚醒しやすいと言われています。とくに8,000Hz近くの音に反応しやすく、気になる音として耳が立ちやすいんです。
ただし、音が鳴るおもちゃはテンションが上がりやすいので、遊びの終わりに「おしまい」を決めて切り替えを練習するとスムーズです。
また、噛み方が激しい子は破損や誤飲を防ぐために、遊ぶ前後にパーツが欠けていないかサッと確認しておくと安心ですよ。
飼い主さんの声や足音
愛犬が「飼い主さんだけに全力歓迎」を見せるのは、ちゃんと聞き分けているから。足音や生活音のクセを覚えて、「この歩き方は大好きな人!」と判断できる子もいます。
声も同じで、明るく高めのトーンは遊びの合図になりやすいです。「いい子!」「かわいい!」のような褒め言葉は、犬が好む音として紹介されていて、繰り返すほど反応が育ちやすいんですね。
褒めるときは、言葉と一緒にやわらかい表情やゆっくりした動きもセットにすると、さらに安心して喜びやすくなります。
逆に叱る場面でも大声より短い合図のほうが伝わりやすいので、「できたことを高い声で褒める」を増やすのが近道なんです。
インターホンの音
インターホンに首をかしげて、しっぽフリフリ。そんな子もいれば、逆に吠えて警戒する子もいます。
「来客=遊んでもらえた」「宅配のあとにおやつが来た」など、良い経験とセットになっていると、インターホンが楽しみの予告音になることも。
吠えやすい子は、インターホンが鳴ったらハウスに行く練習をしておくと、来客時のバタバタが減りやすいです。苦手な場合は無理に慣らそうとせず、まずは音が鳴る前後に距離を取れる場所を用意してあげるだけでも落ち着きが変わります。
高い音全般(カサカサ、カシャカシャ)
ビニール袋、包装紙、ペットボトルのラベルなど、軽くて高い「カサカサ」「カシャカシャ」は、反応しやすい音の代表です。
一般的に犬は低い音より高い音を好む傾向があるとも言われます。高い音はコミュニケーションに使われやすく、低い音は自分よりも大きい動物を想像して「怖い」と思ってしまう子も多いため、音の高さだけで気分が変わりやすいと言われています。
ただ、同じ高い音でも「突然耳元で鳴る」とびっくりするので、近くでガサガサさせるのは避けたほうが安心です。
反応が良い子は、カシャカシャ音を合図に“おいで”や“おすわり”を遊び感覚で練習すると、楽しくコミュニケーションを増やせますよ。
愛犬が喜ぶ音楽を流せる、おすすめの動画・アプリはある?
留守番中の落ち着きづくりや、ちょっと興奮しすぎたときのクールダウンに、音を上手に使うのも手です。
YouTubeなら「犬専用リラックス音楽」系の動画が探しやすく、一定のテンポで刺激が強すぎない音作りのものも紹介されています。留守番時やリラックスさせたい場面で流す使い方が推奨されています。
一方、アプリでは「犬用音アプリ」など、犬が興味を示しやすい音を集めたものがあり、遊び用としてだけでなく生活音に慣れさせる用途も触れられています。
犬は聴覚が優れているため、音量は小さめから始め、愛犬の様子を見ながら調整すると安心です。スピーカーは愛犬のすぐ横ではなく、部屋の端や棚の上など、音が直接当たりにくい場所に置くと落ち着きやすいでしょう。
また留守番で流すなら、出かける直前に急に再生するよりも、在宅中に数回試して「この音が流れても何も怖くない」と愛犬が思える状態を作るのがおすすめです。
愛犬が嫌いな音・怖がる音とは?注意したい音について知っておこう
好きな音があるなら、もちろん苦手な音もあります。これを知っておくだけで、いざというときに愛犬を落ち着かせてあげたり、音がしない場所へ避けてあげたりできるでしょう。
この章では、愛犬が怖がりやすい音を紹介します。
雷の音
雷は、ワンちゃんが怖がる音として最も挙がりやすい代表格です。
雷が怖いのは、音の大きさだけではありません。空気の振動、耳では拾いにくい超低周波が体に伝わり、不安を強める可能性があるとされています。
大きな音・突発的な音
花火、工事音、掃除機、ドライヤー。これらは「いつ鳴るかわからない」「急に大きくなる」など予測しづらく、不安を引き起こしやすいです。
とくに室内で逃げ場がないと、緊張が積み重なりやすいので、音の発生源から離れられる場所を用意してあげると安心しやすいです。
低い音・振動を伴う音
バイクのエンジン音、和太鼓のドーンという響き。こうした低い音や振動は「大きな危機が近づく」感覚につながり、無条件に警戒しやすいと説明されています。
人間は平気でも、愛犬は体の芯で感じていることがあるんですよね。外で強い反応が出る子は、距離を取るのがいちばんの対策になります。
怖がっているサインの見分け方
怖がりのサインは、分かりやすいものから小さなものまでさまざまです。
- 震える、パンティング(ハアハアする)
- 隠れる、出てこなくなる
- 失禁する、破壊行動が増える
こうした反応が出たら「我慢させる」より、まず安全地帯を作ってあげ、音を遠ざけることが大切です。
愛犬が喜ぶ音についてよくある質問
ここでは、愛犬が喜ぶ音についてよくある質問をまとめました。
犬が反応する音の周波数は?
犬は8,000Hz付近の音に特に敏感と考えられていて、高い音に反応しやすい傾向があります。
だからこそ、ピーピー音が鳴るおもちゃやカサカサ音に目が輝きやすいんですね。
愛犬が怖がっている音に慣れる方法は?
基本は「少しずつ音量を上げて慣らす」やり方です。怖がらないレベルの小さな音からスタートし、音が鳴ったらおやつやおもちゃを渡し、怖い音を良い経験に変えていきます。
ただ、すでに強い恐怖反応がある場合は無理をしないのが最優先です。大きな音がする場所を避けるのが最善、という考え方もあります。
まとめ:愛犬が喜ぶ音を知って、もっと楽しい時間を過ごそう!
本記事では、愛犬が喜ぶ5種類の音や、反対に嫌いな音・苦手な音について解説しました。
愛犬が喜ぶ音は「ごはんの準備音」「高いピー音」「飼い主さんの声」など、嬉しい経験と結びついた合図です。逆に雷や突発音は怖がりやすいので、サインを見たら安全地帯づくりを意識しましょう。
今日から“愛犬が喜ぶ音は何か”を観察して、もっと楽しい時間を増やしてみてくださいね。
お気に入りの音が見つかったら、褒め言葉やおやつとセットにして「嬉しい合図」として育てると、コミュニケーションがぐっと取りやすくなります。また、苦手な音がある子は無理に慣らそうとせず、距離を取れる環境づくりを優先して、安心できる毎日を整えていきましょう。
著者
DogLife編集部



