14 February.
子犬のシャンプーはいつから?できない時の臭い対策も解説
子犬のシャンプーデビューの時期や、初めてでも失敗しないやり方、どうしても洗えない時のニオイ対策まで徹底解説します。愛犬との清潔でハッピーな生活のために、ぜひ最後までチェックしてくださいね!

新しい家族として子犬を迎え入れた瞬間、そのふわふわな毛並みとミルクのような甘い香りに癒やされますよね。でも、元気に遊び回るうちに「あれ?なんだかちょっと犬くさい…?」「お散歩デビュー前だけど洗ってもいいの?」といった疑問が湧いてくるはず。
この記事では、子犬のシャンプーデビューの時期や、初めてでも失敗しないやり方、どうしても洗えない時のニオイ対策まで徹底解説します。愛犬との清潔でハッピーな生活のために、ぜひ最後までチェックしてくださいね!
子犬のシャンプーはいつから?
結論から言うと、子犬のシャンプーデビューは「混合ワクチンの接種が3回終わってから2週間後」がベストタイミングです。
「えっ、そんなに待つの?」と思うかもしれませんが、これにはちゃんとした理由があります。
ワクチン接種との関係(1回目・2回目)
子犬は母犬からもらった免疫(移行抗体)が切れる生後2ヶ月前後から、感染症を防ぐための混合ワクチンを打ち始めます。
- 1回目・2回目のワクチン後: まだ免疫が十分にできていません。また、ワクチン接種後は体調を崩しやすく、シャンプーはしないほうが良いでしょう。
- 3回目のワクチン後: 多くの獣医師が「最後のワクチンから1〜2週間経ち、抗体が安定してから」をシャンプーデビューのタイミングとしています。
生後2ヶ月の子犬をどうしても洗いたい時は?
ペットショップやブリーダーから迎えたばかりの生後2ヶ月頃の子犬は、まだ体力が十分ではないため、シャンプーは控えましょう。この時期に全身をジャブジャブ洗うのは、子犬の体力的にかなりハイリスクです。
どうしても汚れが気になる場合は、お湯で濡らしたタオルで拭いてみてくださいね。
初めてのシャンプーは「生後3〜4ヶ月」が一般的
3回のワクチン接種が終わる生後3ヶ月〜4ヶ月頃が「シャンプーデビュー」になります。この時期は社会化期とも重なるため、「お風呂は怖くない場所なんだ!」と思ってもらう絶好のチャンスですよ。
子犬のシャンプーのやり方
「いざ、お風呂へ!」と気合を入れる前に、まずは準備を整えましょう。子犬にとって、初めてのシャンプーは未知の体験です。「お風呂嫌い」にさせないために、以下のステップに沿ってシャンプーをしてみてくださいね。
準備するもの
- 子犬用シャンプー: 低刺激で涙やけにも優しいもの。
- スポンジ: 泡立てる用。
- 吸水性の高いタオル: 2〜3枚あると安心。
- ドライヤー: 温度調節ができるもの。
- ご褒美のおやつ: これが一番大事!
ステップ1:ブラッシング
いきなり濡らすのはNG!先にブラッシングをして、毛玉や抜け毛を取り除きます。毛玉があるまま濡らすと、毛の繊維が水分を吸って収縮し、ギュッと固まって取れなくなっちゃいます。
特に生後4ヶ月頃の子犬は、非常に細く柔らかい「パピー毛(産毛)」から成犬の毛へと生え変わる準備期間にあたり、もっとも毛玉になりやすい時期です。トリミングの専門教本でも「濡らす前のブラッシングが仕上がりと皮膚の健康を左右する」とされており、この段階で汚れや死毛を物理的に落としておくことが、皮膚炎を防ぐために必要なこととなります。
ステップ2:ぬるま湯で足元から濡らす
お湯の温度は35〜37℃前後。人間には「ちょっとぬるいかな?」と感じるくらいが犬には適温です。犬の皮膚は人間の3分の1程度の薄さしかなく、高温のお湯は必要な皮脂まで奪い、乾燥やバリア機能の低下を招くことが獣医学的にも指摘されています。
シャワーヘッドを体に密着させ、音に驚かないように足元からゆっくり濡らしていきます。
ステップ3:泡で優しく洗う
シャンプーをしっかり泡立てて、指の腹でマッサージするように洗います。 「いい子だね〜」「気持ちいいね〜」と声をかけながら、手早く済ませるのがポイントです。子犬の集中力は長く続きません。スピーディーに洗うことを意識してみてくださいね。
ステップ4:すすぎは入念に
シャンプーが残っていると皮膚トラブルの原因になります。指の間や脇の下、耳の裏などは特に入念に。お湯が透明になり、ヌルつきがなくなるまでしっかり流しましょう。子犬の皮膚は未発達で化学刺激に弱いため、残留した洗浄成分が「接触性皮膚炎」を引き起こすリスクが高いことが分かっています。洗う時間の2倍から3倍の時間をかけて、丁寧にすすぎましょう。
ステップ5:タオルドライ&ドライヤー
まずはタオルで徹底的に水分を吸い取ります。ドライヤーは体から30cm以上離し、一点に熱が集中しないよう手を常に動かしてください。犬の皮膚は熱を逃がしにくいため、近距離での使用は低温火傷を招く恐れがあります。
また、半乾きは生乾き臭や皮膚病の原因となるので、根元からしっかり乾かしましょう。湿気が残ると、ニオイの元となる雑菌が爆発的に増殖するため、最後の仕上げがもっとも重要です。
子犬をシャンプーするときに注意すること
子犬は成犬に比べて体温調節が苦手で、精神的にもデリケートです。以下のポイントを必ず守ってくださいね。
短時間で終わらせる
子犬にとってお風呂は想像以上に体力を消耗します。全行程を15分〜20分以内に終わらせるのが理想です。「完璧に洗う」ことよりも「嫌いにさせない」ことを優先しましょう。
滑り止め対策をする
お風呂の床はツルツルしていて、子犬の足腰に負担がかかります。浴槽の中にマットを敷くか、洗面台などで洗う場合はタオルを敷いてあげると、子犬が踏ん張ってもすべりません。
シャンプーの頻度は月に1回程度
「綺麗にしたいから週に1回!」というのは実はやりすぎです。犬の皮膚は人間の3分の1程度の薄さしかありません。子犬のうちは月に1〜2回で十分です。洗いすぎは必要な皮脂まで落としてしまい、逆に皮膚が荒れる原因になります。
体調が悪い時はシャンプーしない
鼻水が出ている、食欲がない、下痢気味…そんな時はどんなに臭くてもシャンプーは延期。無理をさせると一気に重症化する恐れがあります。
シャンプーができない時のニオイ対策
ワクチンが終わるまで、あるいは体調が優れない時。「でも、正直ちょっと臭うな…」という時のニオイ対策をご紹介します。
ボディシートや濡れタオルを活用
一番手軽なのが、犬用のウェットティッシュや、お湯で絞ったタオルで拭くこと。特に、排泄物がつきやすいお尻周りや、涙やけができやすい目元をこまめに拭くだけで、ニオイが改善されますよ。
ドライシャンプー(水なしシャンプー)
泡タイプやスプレータイプなど、水を使わずに汚れを落とせるアイテムがあります。
- 汚れが気になる部分に馴染ませる
- 優しくマッサージする
- タオルで拭き取る これだけで、お風呂に入れたようなふわふわ感と香りが復活します。
ブラッシングと消臭スプレー
ブラッシングは、汚れやホコリを落とすだけでなく、毛の間の通気性を良くしてニオイを抑える効果があります。ペット用の無香料・低刺激な消臭スプレーを併用するとさらに効果的です。
寝床を清潔に保つ
意外と見落としがちなのが、ケージ内のベッドや毛布。子犬自身のニオイよりも、寝床に染み付いたニオイが体に移っていることが多いんです。カバーをこまめに洗濯するだけで、「犬くささ」はかなり軽減されますよ。
まとめ
子犬のシャンプーデビューは、ワクチンの完了(通常3回目)から2週間後が安心の目安です。それまでは、ボディシートやドライシャンプーを活用してみてくださいね。
もし、「自分でするのはどうしても不安…」という場合は、ワクチン完了後にトリマーさんにお願いするのもおすすめです。パピーコースがあるサロンを選べば、不安なことも相談できますよ。
著者
DogLife編集部



